現在「とみさわ歯科医院」として通常の歯科医診療を行っております。
その他に耳鼻科専門医の協力を得て耳鼻咽喉科関連した歯科疾患の治療も行っております。
将来的には耳鼻咽喉科をメインとして歯科疾患の治療も行える新しいクリニックを計画中です。
2026年度中をめどに診療室を拡張して、診療を開始できるように現在準備を進めています。
耳鼻科(耳鼻咽喉科)は、主に耳、鼻、のど、頸部の病気を対象として診療を行います。
具体的な診療内容としては、以下のようなものがあります。
耳の病気:
中耳炎(急性、慢性、滲出性など)、外耳炎、難聴(突発性難聴など)、耳鳴り、めまい、顔面神経麻痺など。
聴力検査や平衡機能検査などが行われます。
鼻・副鼻腔の病気:
アレルギー性鼻炎(花粉症など)、慢性副鼻腔炎(ちくのう症)、鼻ポリープ、鼻中隔弯曲症、嗅覚低下など。
鼻づまり、鼻水、くしゃみ、においがしないなどの症状を扱います。
のど(咽頭・喉頭)の病気:
急性扁桃炎、急性咽喉頭炎、声帯ポリープ、声がれ(嗄声)、嚥下(飲み込み)障害など。
悪性腫瘍(喉頭がんなど)の鑑別も重要になります。
頸部・顔面の病気:
頸部や顔面の腫れ、しこり(腫瘤)、痛みなど。
唾液腺(耳下腺、顎下腺)や甲状腺の病気、リンパ節の腫れなども含まれます。
治療としては、薬による保存的治療が主ですが、手術が必要な場合には、専門的な医療機関への紹介や、
病院によっては手術も行われます。
アレルギー性鼻炎に対する免疫療法なども行われています。
耳鼻咽喉科(耳鼻科)の耳に関する診療内容は多岐にわたります。
主な診療内容と対象となる病気、検査、治療法について概要をまとめます。
1. 対象となる主な疾患
〇中耳炎:
急性中耳炎
滲出性中耳炎(鼓膜の奥に液体がたまる)
慢性中耳炎(鼓膜に穴があいたり、耳漏が続いたりする)
真珠腫性中耳炎(中耳に真珠のようなかたまりができ、骨を破壊していく病気)
〇難聴:
突発性難聴(突然聞こえが悪くなる)
メニエール病(難聴、耳鳴り、めまいを繰り返す)
感音性難聴(内耳や聴神経の障害)
伝音性難聴(鼓膜や中耳の障害)
老人性難聴
低音障害型感音性難聴
騒音性難聴
〇
めまい・平衡障害:
良性発作性頭位めまい症
メニエール病
前庭神経炎
加齢性めまい
〇その他:
耳鳴り
耳管機能障害(耳管狭窄症、耳管開放症など)
外耳炎、外耳道真菌症
耳垢塞栓(耳あか)
顔面神経麻痺(顔の動きが悪くなる)
耳硬化症(中耳の骨の病気)
2. 主な検査
標準純音聴力検査: 聞こえの程度(難聴の有無や種類)を調べます。
語音聴力検査: 言葉の聞き分け能力を調べます。
ティンパノメトリー: 鼓膜や中耳の状態、動きを調べます(中耳炎や耳管機能の評価)。
平衡機能検査: めまいの原因や程度を調べます(眼振検査、重心動揺検査など)。
耳音響放射(OAE)検査: 内耳(蝸牛)の機能を調べます。
聴性脳幹反応(ABR)検査: 聴神経から脳までの聴覚経路の機能を調べます。
画像検査: CT、MRIなど(必要に応じて)。
鼓膜の診察: マイクロスコープや耳鏡、内視鏡などで鼓膜や外耳道の状態を直接観察します。
3. 主な治療法
〇薬物療法:
抗生剤(中耳炎など)
ステロイド剤(突発性難聴、顔面神経麻痺など)
めまいや耳鳴りに対する薬
〇処置・小手術:
鼓膜切開術(急性中耳炎などで鼓膜を切開して膿を出す)
鼓膜チューブ留置術(滲出性中耳炎など)
耳垢除去
〇手術:
鼓室形成術(慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎など)
鼓膜形成術(鼓膜の穴をふさぐ)
アブミ骨手術(耳硬化症など)
人工内耳植込術(高度難聴の場合)
中耳加圧療法(難治性メニエール病など)
〇リハビリテーション:
めまいに対する前庭リハビリテーション
〇補聴器・人工聴覚器:
補聴器の装用に関する相談
人工内耳、骨固定型補聴器など
耳鼻咽喉科(耳鼻科)の鼻に関する診療内容は、鼻炎や副鼻腔炎など、鼻の呼吸・嗅覚に関わる幅広い疾患を対象としています。
主な診療内容と、対象となる疾患、検査、治療法です。
1. 対象となる主な疾患
〇アレルギー性鼻炎 (花粉症を含む)
⇒鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ
⇒⇒アレルゲン(花粉、ダニ、ハウスダストなど)に対する過剰な免疫反応
〇急性副鼻腔炎
⇒鼻づまり、黄緑色の鼻水、頬や目の奥の痛み、頭痛、発熱
⇒⇒ウイルスや細菌感染による副鼻腔(鼻の周りの空洞)の急性の炎症
〇慢性副鼻腔炎 (蓄膿症)
⇒鼻づまり、ねばい鼻水(後鼻漏)、嗅覚障害、頭重感
⇒⇒炎症が長期間続くもの。ポリープ(鼻茸)を伴うこともある
〇好酸球性副鼻腔炎
⇒嗅覚障害、鼻ポリープ
⇒⇒難治性の慢性副鼻腔炎の一種で、好酸球という細胞が関与し、再発しやすい
〇鼻中隔弯曲症
⇒強い鼻づまり、いびき、口呼吸
⇒⇒鼻の左右を仕切る壁(鼻中隔)が曲がり、鼻の通りが悪くなる
〇肥厚性鼻炎 (慢性鼻炎)
⇒慢性の鼻づまり
⇒⇒鼻の粘膜(下鼻甲介)が腫れて、鼻の通りが悪くなる
〇嗅覚障害
⇒においがしない、においが分かりにくい
⇒⇒鼻炎、副鼻腔炎、ウイルス感染(COVID-19を含む)などが原因となる
〇鼻出血
⇒鼻血
⇒⇒鼻の粘膜の血管が傷つくことが原因(高血圧や血液の病気が関わることも)
〇顔面外傷
⇒鼻骨骨折など
⇒⇒鼻の骨の骨折や変形
〇鼻副鼻腔腫瘍
⇒鼻の良性または悪性の腫瘍
耳鼻咽喉科(耳鼻科)の「のど(咽頭・喉頭)」に関する診療内容は、炎症や感染症から、声や飲み込み(嚥下)の機能障害、さらには悪性腫瘍(がん)まで、非常に広範にわたります。 主な診療内容と、対象となる疾患、検査、治療法です。
〇咽頭 (のど全体)
⇒急性咽頭炎・喉頭炎
⇒⇒のどの痛み、発赤、発熱 風邪などで起こる急性炎症
〇急性扁桃炎
⇒ 強いのどの痛み、高熱、扁桃の腫れ
⇒⇒ 扁桃腺の細菌感染・炎症
〇扁桃周囲膿瘍
⇒強いのどの痛みで唾液も飲み込めない、口が開かない
⇒⇒ 扁桃周囲に膿がたまる重症の炎症
〇慢性扁桃炎
⇒習慣的に扁桃炎を繰り返す、扁桃が原因で腎炎などを起こす(扁桃病巣感染症)
〇アデノイド増殖症 (主に小児)
⇒鼻づまり、口呼吸、いびき
⇒⇒ 鼻の奥(上咽頭)にあるアデノイドが大きくなる
〇咽喉頭異常感症
⇒ のどに何かが引っかかっているような違和感、異物感
⇒⇒ 炎症や腫瘍がなく、ストレスなどが関わることも
〇上咽頭炎
⇒ のどの奥の慢性的な炎症(Bスポット治療/EATを行う場合がある)
〇喉頭 (声帯がある部分) 嗄声 (声がれ)
⇒ 声がかすれる、声が出しにくい
〇声帯ポリープ・声帯結節
⇒嗄声、声の酷使が原因となることが多い
〇反回神経麻痺
⇒ 声帯を動かす神経の麻痺による嗄声や誤嚥
〇喉頭がん
⇒ 進行性の嗄声、血痰など
〇機能障害 嚥下障害
⇒ 飲み込みにくい、食事中にむせる、咳が出る
⇒⇒ 脳卒中や加齢、手術の影響などで飲み込む機能が低下
〇睡眠時無呼吸症候群 (SAS)
⇒ 激しいいびき、睡眠中の呼吸停止、日中の強い眠気
⇒⇒ 舌や軟口蓋などがのどを塞ぎ、呼吸が止まる
〇頭頸部 (首) 頭頸部腫瘍
⇒ 首のしこり、腫れ(良性・悪性含む)
⇒⇒ 甲状腺、唾液腺、リンパ節などの腫瘍
〇唾石症
⇒ 食事の時に顎の下などが腫れる、唾液腺に結石ができる
〇異物
⇒ 魚の骨などがのどに刺さる

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